インプラント治療とは?

インプラント治療とは?

インプラント

インプラント治療とは、失った歯の場所にチタンボルトを入れることによって人工歯根を成形し、丈夫な義歯を入れる手術のことを指しています。

人間の永久歯は、歯根によって歯槽骨に固定されています。骨に連動しているので、強い咀嚼を行うことができるわけです。 しかし、現代人の8割が罹患していると言われる歯周病によって、この歯槽骨が溶かされてしまう場合があります。

そうなると歯がぐらつきだし、最終的には抜歯しなければならなくなるのです。あるいは、事故などによって歯を失う場合もあります。 歯を失うと、咀嚼のバランスが崩れ、それによって片頭痛や肩こりなどが生じる場合も少なくありません。 それなので、歯を失った場合、以前はブリッジや入れ歯によって噛む機能を保ってきました。 しかし、これらは歯根を持たず、歯槽骨に連結されていないので、違和感があるだけでなく咀嚼力に欠けていました。 しかしインプラントは人工的に歯根を作って、その上にクラウンを被せるので、あたかも自分の歯と同じように物を噛むことができるのです。

インプラントの歯根はチタンボルトによって作られます。チタンは生体と親和性が非常に高く、アレルギーが起きませんし、 異物として排出されることもありません。むしろ、骨と一体化しますから、強靭な歯根を手にすることができます。 また、チタンとセラミックで作られますので非常に丈夫に出来ており、メンテナンスを怠らなければ半永久的に使うことが出来ます。